安達ウィメンズライフクリニックは、西洋医学と東洋医学（漢方）を融合した婦人科のクリニックです。慶應大学病院や東京医療センターといった大病院の産婦人科に勤務していた安達先生は、診療科別に縦割りになっている西洋医学では、女性が日々なんとなく感じる不調に対応することは難しく、それを「不定愁訴」という言葉で片付けてしまうことに違和感を感じていたと言います。病名のない不調を抱える多くの女性が医療難民化している、そんな現状をどうにかしたい。そこで、診療科の分け隔てがなかった時代からの医学である東洋医学を学び、西洋医学と東洋医学を融合して、「未病」の段階から小さな不調に寄り添えるクリニックを始めることにしたそうです。

そんな想いを聞いて、日常の中に点として存在するかかりつけ医ではなく、線のように伴走する存在として、「伴走医」という言葉を作りました。また、対話を重ねる中で、単なる「ウィメンズクリニック」ではなく「ウィメンズ“ライフ”クリニック」なのではないか、という考えに至り、クリニックの名称にも反映されています。